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公共建築工事標準仕様書

鉄筋の圧延(あつえん)マークの解説とオススメ記事紹介

新米くん

鉄筋の圧延マークって何の事スか?

こんなお悩みを解決します。

所長

現場監督の私がしっかり解説します。

🔧 鉄筋の圧延マークについての解説

鉄筋の表面には、製造元や強度区分、鉄筋径などを示す「圧延(あつえん)マーク(ロールマーク)」が刻まれています。これは、現場で使用する鉄筋の種類や強度を確認する重要な情報です。異形鉄筋では、鉄筋径を示す数字、製造工場の記号、強度区分の記号が配置されており、特に公共工事では適合確認を怠ると重大な問題を引き起こします。搬入時・配筋時には必ず目視確認を行い、写真や記録を残すことが大切です。鋼材メーカーによって印は様々なので、必ず製品確認を行いましょう。

 

🔍 現場監督が確認するべき圧延マークチェックポイント

⚠️ チェック項目 内容
鉄筋径マークの確認 指定された鉄筋径とマークが一致しているか確認。
製造所記号の確認 鋼材メーカーの品質証明書とマーク記号の照合。
強度区分記号の確認 設計図書の鋼材の種類(強度区分)とマークを確認。
錆・損傷の有無 マークが判別可能で、欠損・錆がないか確認。
記録・写真撮影 確認状況を施工写真・記録表に残す。
 

📚 圧延マークについてさらに学べる参考資料及び記事紹介

🔸 カミノブログ:鉄筋の判別方法
現場写真付きで圧延マークの読み方や確認方法を解説。

🔸 合同製鐵:異形棒鋼(PDF)
メーカー公式資料。ロールマークや色別区分が詳しい。

🔸 JFE条鋼:鉄筋コンクリート用棒鋼(PDF)
鉄筋サイズ表・マーク形状一覧が図解されてわかりやすい。

 

📝 まとめ

鉄筋の圧延マークは、径・強度・製造元確認の重要管理項目です。特に公共工事・構造体の主要部材では、マークの確認不足が施工不良の致命的な原因になるため、搬入時・配筋時・コンクリート打設前の3回確認するくらいの気持ちでいよう。併せて写真撮影と記録も徹底しましょう。メーカー資料や専門ブログを活用し、現場監督として常に正しい知識をアップデートする習慣を大切に。

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