新人現場監督として何を意識して仕事をしたらいいかわからないっス。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 目の前の仕事ではなく次の仕事を意識しよう
- 問題解決の為の対処法を身につけよう
- 工程表は先を知る道しるべ。理解をしておこう
- 「仕事モード」になる事で、苦手意識をなくそう
- 与えられた仕事は、期日を意識しよう
現役ゼネコン現場監督の私がしっかり解説します。
X(旧Twitter)にて現場監督あるあるをイラストや漫画で紹介しています。
こちらまでどうぞ→ X(旧Twitter)(@shochou2022)
結論
- 現場では次の仕事をスムーズに行う為に今仕事をしていると意識する
- 現場では問題はつきもの。自分が出来る対処を早急に行い、問題解決を優先する意識を持つ
- 工程表は現場の流れを表現した資料。読み取るだけでなく組立てを意識する
- マイナスな意識「苦手意識」は排除する方法がある
- 仕事に欠かせない期日は積極的に意識する
新人現場監督にとって、仕事を積極的に行うのは難しいと思います。しかし、難しいと思っていては苦手意識がつくだけなのでよくありません。
「出来ない」と思っているうちは本当に出来ないものです。問題なのは、どう意識すれば出来るようになるか、です。意識はとても大切な要素です。この記事を読んで、仕事が出来るようになる意識を身につけましょう。
目の前の仕事ではなく次の仕事を意識しよう
仕事の先を意識する理由
- 現場監督は現場作業を段取りするのが仕事だから
- 次の仕事を理解していないと今の仕事も出来ないから
- 「今何をしている」よりも「次に何をするか」が重要だから
現場監督は今日の現場作業の為に仕事をするのではなく、明日以降の現場作業の為に仕事をします。
現場監督は現場作業を段取りするのが仕事だから
現場監督は現場の中で職人さんと一緒に作業する事はほとんどありません。職人さんがスムーズに作業が出来るように事前に段取り(準備)をするのが仕事です。
新人のうちは仕事を覚える為に現場で走り回る事もあるかもしれませんが、現場所長も一緒に走り回ったりはしません(笑)
現場を観る時は、今行っている作業の確認と次に行う作業が出来る段取りを意識しましょう。
次の仕事を理解していないと今の仕事も出来ないから
現場監督は段取りをするのが仕事なので、次の仕事を理解していないと段取りが出来ません。Aという作業の次にBという作業があれば、Aの作業はBの作業がスムーズに出来るように完了していなくてはいけません。
つまり、Bの作業を理解していないと、Aの作業の適切な完了状況を判断出来ません。現場は毎日の仕事が流れる様に繋がっていきます。途中でつまづくと、全体の流れにも影響してしまうので注意しましょう。
「今何をしている」よりも、「次に何をするか」の方が重要だから
くどいようですが、現場監督の仕事は「段取り」です。そして、「段取り」をする為には「段取り」と一言で片づけられないくらい色んな事を考えなくてはいけません。例えば現場で作業を行うのには職人さんが必要です。
材料が必要です。安全に作業する為には設備が必要です。また、材料を作業場所まで運ぶ方法、ルートはどこを通るのか。その作業は何日で終わらないといけないのか、どこから作業にかかるのがよいのか、他業者との関係がある作業なのかなどなど。
現場監督は未来の作業を脳内でイメージし、その通りに現場に反映させる為に準備をします。それが「段取り」です。今現場で作業をしている内容は、現場監督が過去にイメージした作業です。
それよりも、これから始まる未来の作業をイメージして段取りする方が現場監督として重要な仕事です。
まだ新人だから指示をもらわなければ何をしたらいいかわからないっスよ。
もちろんそうだね。そういう時は、「何をしたらいいですか?」と上司に聞いてみよう。
問題解決の為の対処法を身につけよう
問題解決の為の対処法
- 自分でも理解できる問題は自分なりの判断を心の中でしてみよう
- 自分で解決出来ない問題は秒で上司に報告しよう
- 発生した問題について、発生から解決までのプロセスを理解しよう
- 判断には責任がつきもの。判断力を磨いておこう
自分でも理解できる問題は自分なりの判断を心の中でしてみよう
現場監督(現場所長)は、その現場の最高責任者です。現場で問題が発生すれば必ず現場監督が解決の糸口にならなければいけません。
その問題が社内的なものなもか、職人さん(下請け業者)との問題なのか、設計士さん(監理者)との問題なのか、施主(発注者)との問題なのか。問題にも色々あります。
問題を解決するのはあなたの上司になると思いますが、社内的な問題や職人さん(下請け業者)との問題などは内容がある程度理解できる場面もあると思います。
そんな時は「自分ならこう判断する」という答えを考えてみましょう。それから上司の判断と自分の判断を照らし合わせて答え合わせをしてみましょう。
あなたの判断と上司の判断が一致していれば、あなたの判断力が正しい事が証明されます。違っていたらどこが間違った原因なのかを考えましょう。そうする事でノーリスクで「現場判断」の練習が出来ます。責任のない判断練習は新人や若手にしか出来ない特権と言ってもいいです。
ガンガン練習をして判断力を鍛えましょう。
自分で解決出来ない問題は秒で上司に報告しよう
現場で何の問題もなく仕事が進む事はありません。どれだけ完璧に「段取り」をしていてもイレギュラーな事は必ず起きます。まず、「問題は必ず起きる」という考えを持ちましょう。そうすれば問題が起きた時に、「どうしよう。大変だ」ではなく、「はいはい、来た来た」と冷静に対応が出来る様になります。
さて、あなたがするべき事は何よりもまずその「問題」を上司に報告する事です。「問題」とは、鮮度が大切です。場合によっては1分1秒でも早く解決しないといけない「問題」もあります。
よく、現場で起きたトラブルや問題を上司にすぐ報告出来ない新人や若手がいると聞きます。新人に報告が遅れたり、報告をしなかった理由を問いただすと、「よくわかっていなかった」と答えるそうです。
もちろん、内容を把握できない問題は新人や若手のうちはあると思います。それを理解して上司に報告しようと思ってしまうと、すぐに報告なんて出来ないですし報告しずらいですね。
でも、すぐに問題の理解をする必要はありません。新人や若手のあなたが上司に報告すべき事は「問題が発生している」という事実だけです。問題の内容は二の次です。
あなたが今問題の内容を理解できない事は、何も恥ずべき事ではありません。問題を解決に導く事があなたの仕事です。問題の内容を理解していないあなたが問題を解決に導く方法は、解決できる人に一刻も早く報告する事です。
発生した問題について、発生から解決までのプロセスを理解しよう
さて、わからない問題に対しては上司に報告さえすればあなたの仕事はとりあえず完了です。しかし、そこで思考停止してしまっては勿体ないです。その問題に対しての一連のプロセスを、問題解決後でいいのでしっかり理解しましょう。
何が問題の原因になったのか、その為にどんな処置をしたのか、その処置をした理由はなんなのか、そもそも問題が起きない為にはどうすれば良かったのか。現場で起きる問題やトラブルは貴重な体験です。なんとなく知らないうちに解決していた。
それではせっかくの貴重な体験が台無しです。一番大切なのは、問題が起きない様にする為には何をするべきだったのかを知る事です。問題やトラブルはあなたを成長させるきっかけになります。きちんと受け止めて理解しましょう。
判断には責任がつきもの。判断力を磨いておこう
あなたが現場監督として成長を遂げると、当然あなたの判断で現場を動かす日が来ます。その時に「判断」の後ろに隠れている「責任」というプレッシャーを味わう事になります。判断には当然責任がつきものです。
そのプレッシャーが嫌でなかなか判断をしたがらない監督もいますが、はっきり言って論外です。現場監督が判断しないで現場が動くわけがありません。判断の出来ない現場監督は現場監督とは呼べないですし、間違った判断や遅すぎる判断をする現場監督も現場に必要ありません。
しかし、やはり現場監督も人間なのでプレッシャーに弱い人もいます。ではプレッシャーに負けないようにする為にはどうすればいいでしょうか。答えは簡単です。絶対的に正しいと言える判断が出来ればいいのです。
責任のプレッシャーとは、「間違ってはいけない」という気持ちから発生します。なので「この判断が間違っているわけがない」という自信があればプレッシャーは感じません。ただ、その為には地道に経験を積み、実績を築き、時には失敗もして培(つちか)われていくものです。
サッカーの本田圭佑選手がフリーキックでゴールを決めるのも、何千何万と練習をしてきたから出来る事です。
残念ながら現場監督の仕事を本当の練習として経験する事はなかなか難しく、いつでもぶっつけ本番です。しかし、上司が判断してくれる新人若手のうちは、自分の考え方次第で判断の練習をする事が出来ます。常に「自分ならこう判断する」という思考で、判断力を磨いておきましょう。
工程表は現場の道しるべ。理解出来るようになろう
建設現場の工程表
名 称 | 概 要 | 理解したい内容 |
マスター工程表 | 現場の着手から竣工までの工程表 | 全体の工事の流れ |
基準工程表 | 一定の工種・工事の基準の流れとなる工程表 | 基準の工程パターン |
月間工程表 | 毎月の一ヶ月分の工程表 | 一ヶ月の流れと各工種の関係性 |
週間工程表(二週間工程表) | 毎週の一週間分若しくは二週間分の工程表 | 一(二)週間の各工種の関係性 |
マスター工程表とは
マスター工程表とは、現場の着手から竣工までの全体の流れを表した工程表です。場合によっては着工前の準備期間も工程表に表現する場合もあります。また、建物完成後の検査期間(元請社内検査・監理者検査・施主検査)なども明記して最終的な引き渡し日までを記入します。
基準工程表とは
基準工程表とは、階ごとに繰り返しの作業となる一定の工事の工程のパターン化を行い、実働で何日掛かるかを表した工程表です。
RC造のマンションで階数が多い場合は躯体工事(基準墨出し~コンクリート打設)の基準工程や、住戸の仕上げ工事(サッシ取付~住戸内クリーニング)の基準工程を実働日数で作成しておき、それを月間工程に当てはめて作成します。
月間工程表とは
月間工程表とは一ヶ月ごとの工程表です。現場では月間工程をもとにして工事を進めていく為、月間工程表にはなるべく細かな情報を盛り込んでおきたいです。
基本的な工程の流れ以外に、搬入・搬出作業、重機作業、検査・打合せ日などの工事以外の工程に関するイベントも明記しておくと確認がしやすいです。
週間工程表とは
週間工程表は、現場の工程管理が月間工程表だけでは困難な建設現場で作成されるものです。一日単位ではなく時間帯での工程管理が必要であったり、各工種の関連や搬入・搬出作業が煩雑な場合には作成しておくと便利です。
ただ、週間工程は1週間(土曜日を含めても6日のみ)だと工程の流れとしては掴みにくい工程表になってしますので、二週間分の週間工程を作成する方がわかりやすくなります。
新人・若手現場監督にとって工程管理や工程表の作成を行う事は少ないと思います。どんな仕事もそうですが、「関わりがないから私は知らない」と、考えてはいけません。すべての仕事は、自分に関りがあると思いましょう。
「役割分担」と「仕事の習得」は全くの別物です。今のあなたにとって「工程」を考えるのは「役割」になかったとしても、「仕事の習得」という観点から考えれば前のめりになって取り組む課題です。何故ならば、現場監督とは「現場作業を段取りするのが仕事」だからです。
工程か。。。工程表もまだまともに読み取れないっス。
自分が出来ない事がわかっているなら、出来るようにはどうすればいいかを考えよう
まず、最初に取組むのは一週間の工程の把握。その次に二週間、三週間、一ヶ月という具合に工程の流れを把握出来るようになりましょう。全く経験をした事のない工程を考えるのはレベルが高い作業になるのでやめましょう。
それよりも、あなたの現場で行った実施工程表を作るなど、経験した工程表の作成をして練習をしてみるといいです。
終わった作業を工程表に書き込むだけならできそうっス!
うん。いきなりむずかしく考えずに、工程表に慣れていこう。
「仕事モード」になる事で、苦手意識をなくそう
仕事モードとは
仕事とプライベートは別。と言うように、仕事の時の自分とプライベートの時の自分では行動力や性格までも変わる人がいます。その状態が仕事モードです。
これは仕事を続けていく事である程度自然と身につくものだと思いますが、新人のうちはこれを意識的に行うようにすると仕事が楽になります。
どうしても性格的にこの仕事は苦手。というものもあると思います。しかし、仕事は好き嫌いだけでは出来ません。人生も同じですが、自分の好きな事だけやって成功する人はいないです。
仕事は仕事!と割り切って自分の殻を破りましょう。
仕事モードのメリット
- 出来ないと思い込んでしまう自分から解放される
- 自分自身の性格や考え方を変える必要なく仕事が出来る
- 客観的に自分を見る事が出来る
- 仕事モードの自分と本来の自分と分けて考えられる
仕事をする上で、不得意又は苦手な仕事というのはよくある事です。
口下手な人であれば、面と向かって指示をするのが苦手だったり、気の弱い人であれば厳しく注意するのが苦手だったりと、自分が苦手な事を仕事で行うのは、それだけでストレスでしょう。
得意な人にとっては何でもない様な事でも、あなたにとっては奇跡が起きて、自分の仕事でなくなってくれないかと願うほどに、出来る事ならやりたくない仕事、というのはあるものです。
そんな時、どうすれば仕事に対してストレスなく取り組む事が出来る様になるでしょうか。はっきり言って、ストレスなく仕事をする事は不可能です。あなたが苦手だと感じる原因を完璧に克服する事が出来れば、話は別ですが。
性格的、精神的に克服不可能な問題はどうしてもあります。あなたがあなたである以上、どうしても苦手な仕事というものは必ず存在してしまうのです。さて、ではどうすればいいと思いますか。
答えがないように見えて、実は答えは存在します。「あなたがあなたである以上」というのがポイントです。普段のあなたなら苦手な仕事でも、「普段」ではなく「仕事モード」のあなたになれば克服できる、もしくは、軽減できます。
苦手な事はずっと苦手に決まってるっス。苦手な仕事はしなくないっス。
苦手と思っているうちはうまくいかないよ。気持ちを切り替える事が大切だ。
「仕事モード」とは、どういう事か。よく耳にする言葉として、「オン」と「オフ」というのがあると思います。「あの人、仕事のスイッチがオンの時は厳しいんだよな」とか、「オフの時のあの人ってすごく大人しいんだね」など、仕事の時とそうでない時とで人格や性格が変わる人の話を、耳にしたことはないでしょうか。
「仕事モード」のスイッチを入れる事で、普段の自分とは違うのだと、ある意味自己暗示をかけているのです。そうする事で、普段の自分には出来ないけど、「仕事モード」の自分になら出来る。
と、思い込む事ができるのです。どこかの学習塾の「やる気スイッチ」と同じですね(笑)。別のアプローチから「仕事モード」を説明すると、「仕事として割り切る」という考え方もあります。
苦手意識が拭えない仕事というものは、性格的な問題が多いものです。プライドだったりポリシーだったり、自分の意に反する行動を行わなくてはいけない場面もその一つです。
しかし、そこは「仕事だから」と割り切って行動するというのも、社会で生きる上では必要なスキルの一つだと思います。
仕事をする時の自分は「仕事モード」の自分というわけっスね。新しい自分を見つけた気がするっス。
その意気だ!仕事をする事できっと新しい自分を発見できるよ。
あなたが行う行動(仕事)は、あなたの個人的な意志ではなく会社の総意としての意思である。と、考えるのです。会社員として行う仕事とは、本来そういうものです。
あなたが個人事業主(社長)であれば、あなたの意志がそのまま会社の意志になりますが、あなたは会社の一部の労働力として役割を担っているのですから、「あなたのやるべき仕事」=「会社のやるべき仕事」なのです。
会社が求めている仕事を行うのに、あなたが個人的なストレスを感じる必要などないのです。苦手な仕事は、「仕事モード」の自分で克服しましょう。
怖そうな職人さんに指示をするのも、僕が言っているんじゃなくて会社の意見として言っている
と思えばいいんスね。それなら言えそうな気がするっス。
指示がしにくい時は、「所長がそう言ってましたよ」って言うのも一つの方法だよ。
与えられた仕事は、期日を意識しよう
現場に工期があり、竣工日が決まっているように、あなたに与えられる仕事には、必ず期日があります。あなたはその期日について、仕事を与えられた時点できちんと把握していますか。突然、上司から仕事を与えられたとします。
「○○君、この書類まとめておいてくれるかな」上司はそれだけ言って、あなたに書類を渡します。あなたが、「わかりました」と言って書類を受け取ったとします。
翌日の夕方になり、上司から「○○君、昨日渡した書類まとまった?」と言われ、他の仕事を優先していたあなたが、「いや、まだできていません」と、答えます。
上司は何と言うでしょうか。「ああ、そうか。いつまでにやってくれって言ってなかったな。ゴメンゴメン」という上司は少ないです。「どうしてやってないんだ。君に昨日頼んだじゃないか。今日一日何をしてたんだ」という上司がほとんどです。
上司とは、自分の都合でしか物事が考えられない生き物です。あなたはそんな上司から理不尽な文句を言われないように対策するしかありません。そして、それはわりと簡単です。
上司から「○○君、この書類まとめておいてくれるかな」と言われたら、「はい、わかりました。いつまでにやればいいでしょうか」と、聞くだけです。
その時、明確に「○○日までにやってくれ」と言われれば、それが期日です。「そうだな・・・まあ、来週中くらいでいいよ」など、期日があいまいだった時は、自分で期日を設定し、「では、○○日の金曜日までにはやります」と、具体的に期日を設定しましょう。
「まあ、急ぎじゃないけど、あの仕事やっておいてね」と、さらにアバウトな指示であっても、「具体的にいつまでですか?」と質問するか「じゃあ、○○日まででいいですか?」と確認をしましょう。仕事については、必ず期日を明確にする癖をつけましょう。
一つだけ、期日を明確にする上で注意事項があります。それは、期日について上司が言わなかった時の理由です。
ただ単に、期日を上司が明確にしていないだけなら質問するべきですが、『期日を伝えなくても、期日が明確であるから伝えていない』というパターンもあるからです。
例えば、毎月の提出書類や、予定日が設定されている必要書類や仕事についてです。具体的に言うと、会社への提出期限が決まっている書類は当然その前までに作成するべきですし、発注の仕事であれば、納期から逆算して発注期限が見えてくるものです。
そういう時には、確認をするように期日を決めましょう。「○○日に提出なので、その前日までにやればいいですか?」や、「○○日に納入予定で、納期が1週間くらいかかるので、納入日の10日前にまでにやればいいですか?」と、期限については理解している事を匂わせつつ確認をしているように聞きましょう。
上司の中には、その仕事の期日を理解しているかを試す為に、わざと期日を言わない場合も、あるのです。
まとめ
仕事はとめどなくやってきます。建設現場で仕事がなくなるのは、建物が完成した後です。それまでは多種多様な仕事を現場監督はこなさないといけません。しかし、いつでも同じ量の仕事があるわけではありません。
現場が進むほど、仕事は少しずつ減っていきます。つまり、完成に近づくほど仕事量は減る傾向にあります。反対に言うと、現場が始まったばかりは、やることばかりです。
忙しい時期の仕事を効率よくこなせるようになれば、仕事量が減るにつれて楽に感じるようになります。先を常に見ながら、仕事モードで期日を決めて効率よく仕事をしましょう。